2014年8月、私は”生まれて初めての女1人旅”へとベトナムのホーチミンに旅立ちました。トラブルに見舞われながらも素敵な経験となりました。今回は、1人でも楽しめるホーチミン市内の定番観光スポットをご紹介します。

ホーチミンのおすすめ「観光」スポット
これまでヨーロッパまで1人でフライト〜合流などの経験はあったものの、滞在期間全てを1人で過ごしたのは今回が初めて。そんなドキドキの旅行にも関わらず!観光初日からバイクの男性に瞬速の速さでiphineを盗み去られるという事件が発生。
まさかの現地警察署に行き、牢屋に入れられた10人以上の人々にガン見されながら被害届(保険でお金が戻ってくるため)を書くという濃厚な経験から旅のスタートを迎えました。(笑)そんな困難を乗り越えながらも、たっぷりと楽しんだホーチミン女1人旅。今回は絶対外せない観光スポットの紹介や、おすすめの体験など、私が実際に訪れた場所&やったことを紹介します!
1.サイゴン中央郵便局 – Central Post Office
1891年に当時のフランス領インドシナの郵便・電信施設として建てられたそう。鉄骨設計はギュスターヴ・エッフェルが手がけ、パリのオルセー美術館(当時の駅舎)をモデルにしたといわれています。その通り見た目はとっても洋風!観光地としても大人気ですが、まだまだ郵便局としても現役です。私も記念にポストカードを購入し、日本のお手紙を出しました!現地からお手紙のお土産ってなんか嬉しいかも。


真ん中に見える肖像画は、植民地時代からベトナム戦争まで、ベトナム革命を指導した建国の父、ホーチミン氏。今でもなおベトナムの人々から愛され続けていることが分かります。

2.サイゴン大教会 – Saigon Notre Dame Cathedral
カトリックの大司教座大聖堂で、聖マリア大聖堂とも呼ばれています。サイゴンがフランスの植民地だった1863年から1880年にかけて建設されたらしく、今でも街のシンボル&カトリック教徒の教会として大人気の観光地です。

一見ここはベトナムなのか?!と錯覚するほど、街中がフランスの領地だったことを思わせるような建築が多く残っています。

結婚式を挙げた可愛いカップルを発見。彼女が嬉しそうでこっちまでニッコリ!

中に入ると圧倒!美しいステンドグラスも沢山あり、心が清まる気がします。
3.統一会堂 – The Independence Palace
1975年4月30日、ベトナム軍の戦車がここ旧大統領官邸にフェンスを破って乗り込んできたことにより、ベトナム戦争は事実上の終結をしたそう。現在では南北統一の意味を込めて、『統一会堂』という名に名称変更され、ホーチミン旅行最大の観光スポットとされています。

現在も国際会議など重要なイベントで使われることもあって、館内は綺麗に整備されています。旧大統領が利用していたとされる貴賓室や図書室、シアタールームなども展示されています。

豪華なお部屋の数々はもちろん、暗号解読や司令室もあり、とってもリアル。屋上には緊急脱出用のヘリコプターも展示されており、ゆっくりと見学することをオススメ。


敷地内には乗り込んできた戦車と同じ型式のものが展示されていました。
4.サイゴン オペラ ハウス – Saigon Opera House
こちらもフレンチ・コロニアル様式の建築物の1つ。 フランス人建築家ウジェーヌ・フェレによりオペラ・ド・サイゴン劇場として1897年に建築され、1956年以降は南ベトナム共和国下院議会の議場として使用されたそう。今ではショーを楽しむことの出来る劇場として、観光にも大人気のスポットとなりました。この日は外で学生たちによる演奏を見ることが出来ました。

5.人民委員会庁舎 – People’s Committee Building
一般公開されていないにもかかわらず観光客に大人気のスポットで、記念写真が沢山行われています。 夜間にライトアップされた建物がとても綺麗なので昼間と夜間どちらも写真に収めたくなっちゃいます。1990年には、ホー・チ・ミン氏の誕生百周年を祝して建物正面前の公園にホーチミンのブロンズ像が設置されているので、合わせて訪れたい場所です。

6.ベンタイン市場 – Ben Thanh Market
観光客向けの市場。ですがホーチミンに来た雰囲気を味わうことが出来ることはもちろん、活気があるので是非1度は訪れたい定番スポット。食事が採れるエリアもあるので、ランチ休憩の場所としても良さそう!
7.ビンタイ市場 – Binh Tay Market
ホーチミンのチャイナタウン、チョロンにある卸売りの市場。タクシーで30分ほどですが、私は仲良くなったバイクのおじちゃんに半日チョロンの案内を頼んでいたのでバイクで連れて行ったもらいました。こちらは現地の人が商売を本気でしている感があり、数もロットごとでないと買うことができません。なのでバラマキ土産のショッピングにはおすすめ!

衣類からコスメ、食品などなど、広大な敷地の中には沢山のお店がひしめき合っています。全体的にとっても「チープ感」が漂っています。(笑)

真ん中下部どドラえもん風の生物を全てを物語っている感。

私は、現地のバイクおじちゃんに通訳してもらい、せめてものお土産にと、とりあえず簡易なオーダーメイド(私サイズと私チョイスの飾り)のサンダルを500円で作ってみました。
8.戦争証跡博物館 – War Remnants Museum
是非訪れて欲しいスポットNo,1。ベトナム戦争の歴史を綴る博物館ですが、本当に資料や展示物が豊富で、1つ1つと展示物を見進めるたびに恐ろしさと悲しみがこみ上げて来て、これまでの人生でも最も心が苦しくなった経験の1つ。戦場カメラマンが撮影した、当時の人々の写真が1番展示されているのですが、どうしてもその写真を撮ることができませんでした。写真で見たり言葉で読むよりも、是非現地に行って見て欲しいです!


子どもたちが書いた絵。ポストカードにもなっていて、購入することが出来ます。


アメリカの戦車なども沢山展示されています。


ベトナム戦争当時の日本の動きもしっかりと伝わってくる豊富な展示物。


生々しい銃や銃弾、爆弾などの兵器も数多く展示されています。
9.天后宮(ティエンハウ廟) – Ba Thien Hau Temple
5区のチョロン街にあるベトナム最古の華人寺です。位置的にビンタイ市場とセットで訪れるのがオススメ!こちらは、ベトナムだけにあるお寺ではなく、世界中の華僑がいる国にあるお寺としても有名で、航海安全の守り神ティエンハウ(天后聖母)が祭っています。


こちらのお寺の名物といえば、「渦巻線香」で、100円程度で買える御札にお願いごとを書き、2週間燃え続けるという渦巻線香に火をつけると、天井に吊るしてくれます。

こちらは寄付した方々のお名前。日本にも同じ文化がありますよね!
10.サイゴン スカイデッキ – Bitexco Financial Tower
2010年10月に完成した、高さ265.5メートルの地上68階・地下3階建のホーチミンで一番高いタワービルです。49階にある展望台へは、ベトナム観光ではもっとも高い金額(1000円)かかりますが、360度ホーチミンを見渡すことが出来るので、1度は登ってみてもいいかもしれません。

高層ビルが並ぶ発展した街並みと、自然と住宅が続く町並みを同時に眺めることが出来、とっても対照的なベトナムの景色は圧倒です!カフェがあるので、のんびりデザートとコーヒーを楽しみながらのんびりと景色を楽しむことが出来ます。52階にはバーもあるので、好みに合わせて使用するのが良さそうです。

11.ホテル マジェスティック サイゴン – Hotel Majestic Saigon
1925年創業した、サイゴン川沿いのホーチミンを代表する歴史ある5つ星ホテルです。日本の秋篠宮親王やイギリスのヨーク侯爵アンドリュー王子をはじめとする各国の王室メンバーから、フランソワ・ミッテラン元大統領やシンガポールのリー・シェンロン首相などの政府首脳、カトリーヌ・ドヌーヴなどのセレブリティーや開高健をはじめとする作家など、開業当初から現在に至るまで、王族や各界の著名人が利用することでも知られています。

5つ星クラスにもかかわらず、平均1泊1万円~、セールだと1万円以下で泊まれる場合もあるので是非宿泊したホテルの1つです。


Hope You Enjoyed It!
いかがでしたか?この他にもホーチミンには魅力あふれる観光地がいっぱい!今回紹介したスポットは女1人でも十分楽しむことができました。次回は、ホーチミンから足を伸ばしてメコン川でのジャングルクルーズ体験や、贅沢な半日エステなど、私が経験したアクティビティやグルメ情報をたっぷりご紹介いたします!
P.S.後半の「ベトナム(ホーチミン)女1人旅のおすすめ体験スポット!〜メコン川ツアー・スパ&エステ・グルメ&ショッピング〜」も要チェック!
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