コペンハーゲン【デンマーク】建築とデザインの観光スポット【18選】
大人気の旅行先である「ヨーロッパ・北欧」。その中でもコペンハーゲンはカラフルで可愛い古き良き街並みと、最先端のデザインが混在する一度は訪れてみたい場所。今回はその中でも絶対外せない、定番の観光スポットをご紹介します。
- コペンハーゲンのおすすめ「観光スポット」18選
- 1.パレス映画館 – Nordisk Film Biografer Palads
- 2.アンデルセン像 – Hans Christian Andersen Statue
- 3.チボリ公園 – Tivoli Gardens
- 4.コペンハーゲン市庁舎 – Copenhagen City Hall
- 5.ニューハウン – Nyhavn
- 6.カステレット要塞 -Kastellet
- 7.人魚姫像 – The Little Mermaid
- 8.デザインミュージアム・デンマーク – Designmuseum Denmark
- 9.ルイジアナ美術館 – Louisiana Museum of Modern Art
- 10.ローゼンボー城 – Rosenborg Castle
- 11.王様の庭園 – The King’s Garden
- 12.デンマークの公園にある「おしゃぶりの木」
- 13.ラウンド・タワー – Round Tower
- 14.アマリエンボー宮殿 – Amalienborg palace
- 15.フレデリック教会 – The Marble Church
- 16.聖霊教会 – Helligands Kirke Copenhagen
- 17.聖母教会 – Church of Our Lady
- 18.ストロイエ通り – Strøget Street
コペンハーゲンのおすすめ「観光スポット」18選
デザイン好きには堪らない街「コペンハーゲン」。世界的に有名なインテリアデザイナーが多く生まれ、デザインの産地としてもよく知られていますよね。
まずはこの国のルーツを探るため、宮殿や教会などの建設物や、ミュージアムや美術館などのアートを中心に、絶対訪れたい定番の観光スポットを巡ってきました。コペンハーゲンの街はとってもコンパクトなので、2日程度あれば大体の場所を周ることが出来るのが嬉しいポイント。
1.パレス映画館 – Nordisk Film Biografer Palads
私達のホテル近くにあった、ひときわ目につくこちらの建築物。どんな歴史的な建物かと思えば、なんと映画館!海外旅行先でなかなか映画館を訪れる機会は無いかと思いますが、現地の吹き替え音声と英語字幕で映画鑑賞を楽しんでみるのも、その国を感じられる面白い経験になりそうです。もちろんこの映画館を背景に可愛い写真を撮るためだけに訪れる価値もあり!
2.アンデルセン像 – Hans Christian Andersen Statue
デンマークといえばアンデルセン童話も思い出す方も多いのでは?アンデルセンの正式名は、ハンス・クリスチャン・アンデルセン。19世紀のデンマークに生きた、この国を代表する童話作家・詩人です。「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「裸の王様」「赤い靴」「マッチ売りの少女」「親指姫」など、いまでも世界中の人々に親しまれている名作童話を、生涯のうちに多数、創作しました。
この銅像はデンマークを代表する遊園地でもあり、アンデルセンの大のお気に入りだったという、チボリ公園の目の前に設置されています。彼が入場ゲートを嬉しそうに見上げて座っているかのようです。
3.チボリ公園 – Tivoli Gardens
ゲオ・カーステンセンによって造られた娯楽施設で、「階級の違いなく誰でもが楽しめる場所」というコンセプトのもと、現在でも国内外問わずに親しまれている「世界で最も古い遊園地」です。なんとディズニーランドを作ったウォルト・ディズニーがチボリ公園を参考にしたとも言われているほど!
夏季は毎日営業していますが、冬期はハロウィンやクリスマスなど、イベントに合わせて営業日が変更するので、訪れる前にしっかりとスケジュールを確認することをおすすめします。私達が訪れた日はハロウィンの最終営業日でしたが、時間の関係で泣く泣く諦めることに。
4.コペンハーゲン市庁舎 – Copenhagen City Hall
美しい景観を誇る町を代表する建造物のひとつがコペンハーゲン市庁舎です。コペンハーゲン中央駅からも近く、チボリ公園の向かいに位置する市庁舎は、まさにコペンハーゲンの中心地。
市庁舎のホールは展覧会などのイベントにも使われるため、入口が開いていれば自由に入って内部を見学することができます。特別なガイドツアーも行っているようなので時間があれば参加してみるのもおすすめです。
5.ニューハウン – Nyhavn
カラフルな建物がぎっしりと建ち並ぶニューハウンは、コペンハーゲンと聞いていちばん初めに浮かんでくる景色なのではないでしょうか。もちろん訪れない理由がありません!
カラフルな建物がとっても可愛く、いつまでも眺めていられそう。運河沿いには沢山のカフェやレストランがあるので、ここでランチやカフェ休憩をしても良さそうです。
橋の欄干には沢山の鍵がかけられており、ここは恋人同志が愛の鍵をかけあうスポットとしても有名だそう。とっても可愛らしい光景に思わずパチリ。
6.カステレット要塞 -Kastellet
カステレット要塞は、上から見ると星の形をしており、コペンハーゲン港の入口を防御する目的で、1662年に建設されました。今でも、宿舎や教会が残っていますが、大部分が破壊された今は、聖アルバニ教会やゲフィオンの泉を含め、緑の美しい公園として、地元の人や観光客に愛されています。
次にご紹介する人魚姫の像の近くなので是非一緒に観光したいところです。
7.人魚姫像 – The Little Mermaid
アンデルセンの「人魚姫」はディズニー映画「リトルマーメイド」の原作にもなっており、コペンハーゲン市内の海辺に存在する「人魚姫の像」は有名観光スポットとして存在しています。しかしこの人魚姫の像、「世界3大がっかり」の1つとしても有名なのです。
私が実際に見てがっかりしたかはさておき、「想像となんか違った!」という人は沢山居そう。ですが世界を代表する名所に1つ、1度は見ておいて損はありません。私は学生時代、パン屋の「リトルマーメイド」と「マーメイドカフェ」でバイトをしていたので、なんだか嬉しい気持ちになりました(笑)
8.デザインミュージアム・デンマーク – Designmuseum Denmark
デンマークのデザインを学びたいなら必ず訪れたい場所がここ。デンマークと言えば椅子のデザインが特に有名かと思いますが、これまでの有名な椅子たちの歴史を実際に現物を見ながら学ぶことが出来ます。
そして驚くことに、「日本から学ぶ」という日本のデザインに関するコーナーが広々と設けられているのもポイント!そう、デンマークのデザインは、19世紀ごろから日本の伝統工芸に大きな影響を受けていたんだそうで、私も知らなかった意外な歴史を学ぶことが出来ました。
9.ルイジアナ美術館 – Louisiana Museum of Modern Art
ルイジアナ近代美術館はエーレスンド海峡の近く、デンマークのコペンハーゲンの北約35kmにある美術館。邸宅を改築して美術館にしているのですが、こちらは「世界一美しい美術館」とも呼ばれています。1958年に建てられたモダンアートの美術館で、自然と建築が見事に調和したその姿から、世界で一番美しいと称されているそう。時間がある方は是非足を伸ばしてみては?
10.ローゼンボー城 – Rosenborg Castle
ペンハーゲンの中心部にある小さな城で、後ほど紹介する大きな公園の前にそびえ立っています。2つの塔が象徴的な建築はうっとりするほど美しく、当時の暮らしぶりを想像するのが楽しいです。兵隊さんは看守をしているので、その姿を見ているだけでも十分に楽しめますが、中に入って見学することも出来ます。
11.王様の庭園 – The King’s Garden
ローゼンボー城の目の前に広がる広大な公園で、緑に囲まれた美しい円形噴水があります。私達が訪れた時期は紅葉の美しさが圧巻的でシャッターを押す手が止まりませんでした!休憩やピクニックにもぴったりなので、ぜひ訪れてほしい場所の1つです。
12.デンマークの公園にある「おしゃぶりの木」
デンマークのいくつかの公園には「おしゃぶりの木」と呼ばれている木があり、子ども達は自分が使ったおしゃぶりをその木にぶら下げ、おしゃぶりを卒業するという文化があるのだそう!
おしゃぶり卒業前から子ども達はママやパパとと一緒に公園に散歩に来てはこの木を見て、いつか自分も「成長の証」としておしゃぶりを卒業し、次のステップに進むということを認識させるという、昔ながらの北欧の一つの伝統が今でも残っているそう。
13.ラウンド・タワー – Round Tower
コペンハーゲンの中心地に建つ展望台「ラウンド・タワー」はかつて天文観測場だった場で、コペンハーゲンの街を360度見渡すことの出来る是非訪れたいスポットです。
このタワーの内部は階段ではなく延々と続く坂道になっています。ぐるぐると淡々と登っていくのは少し大変ですが、登りきった後の美しい街並みはそれを忘れさせてくれるほど圧巻されます。
14.アマリエンボー宮殿 – Amalienborg palace
現王室の居城で、フレデリクス5世の騎馬像がある八角形の広場に面して立っている宮殿です。女王陛下の在宮時は屋根に国旗が上がり、こんなに近くに女王陛下が居ると思うとなんだかドキドキ。(笑)
毎日12時には衛兵の交替式を見ることができ、街中を行進する衛兵さんや交替のパフォーマンスを楽しむことが出来ます。かなり若いであろう衛兵さん達、雨の日も風の日も、おそらく嵐の日も、ご苦労さまです。
15.フレデリック教会 – The Marble Church
アメリエンボー宮殿の奥に見える教会です。緑色の屋根のドームが美しい教会は、ノルウェー産大理石でできたバロック様式の教会で息を呑むほどの美しさ!これまで見た沢山の教会の中でもベスト5に入るほど圧倒されました。
とっても静寂な空間ですが、その美しさにパシャッと記念撮影。ここまでドームの大きな教会は珍しいそうです。建設に何年かかったのか想像するだけでも震えます。
16.聖霊教会 – Helligands Kirke Copenhagen
市内で最も賑やかなショッピングストリート、ストロイエ通りのほぼ中央に聖霊教会が建っています。コペンハーゲンにある数多くの教会の中で最も古い教会で市民の身近な存在として愛されています。レンガ造りと緑色の屋根が「ザ・ヨーロッパの教会」という感じでとっても綺麗です。
17.聖母教会 – Church of Our Lady
こちらもストロイエからすぐ近くにある教会です。内部は真っ白のこの美しさ。中央のキリスト像と左右に並ぶ十二使徒の大理石像は、デンマークの彫刻家トーヴァルセンの作品です。アンデルセンの葬儀が行われたことやデンマークのフレデリック皇太子が挙式をしたことでも知られています。
18.ストロイエ通り – Strøget Street
コペンハーゲンで一番の目抜き通りといえば、ストロイエ通り。この通りは、1.2kmの常時歩行者天国でショッピングが楽しめる道としても有名です。アマ―広場周辺は、デンマークが世界に誇るブランドの本店や、老舗カフェが並んでいます。
ロイヤルコペンハーゲンの本店や、ジョージジェンセンの本店、百貨店や有名インテリアショップなど、デンマークのデザインや北欧雑貨が大好きな方には堪らないエリアとなっています。デンマークで楽しめるショッピング情報に関しては次回たっぷりとご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
いかがでしたか?デンマークのコペンハーゲンには、古き良きものと新しいものが混在する素敵な文化がたくさん詰まっていました!インスパイヤを受けるには最高の場所となっています。コペンハーゲンに行かれる際は、是非参考にしてみてくださいね!
Credits // Author and Photography: Rainbow DIY