【住友林業】契約&土地購入までの1年間でやったこと
約1年間、じっくりと進めてきた【土地探し】と【ハウスメーカー選定】。そして遂に「ここ!」と思える土地が見つかり、何度も修正をして満足出来る設計プランを提案してくださった【住友林業】と契約をしました。ここにくるまでの約1年間の流れをまとめています。
20代夫婦が東京に住友林業で夢の注文住宅を建てます!
前回の記事からしばらく間が空いてしまいましたが、実は私達の「マイホーム計画」は日々着々と進んでいました。「全然更新されないけど、今どうなってるの?」「楽しみにしてるよ!」などなど色々な言葉を掛けていただいていたのですが、実は2018年10月末に「土地購入」と「ハウスメーカーとの契約」を済ませてきました!(ドキドキ)
約一年前は、まったく知識も無いまま、まさか自分たちが本当に家を買うなんて本気で思わず、軽い気持ちでモデルハウス巡りからスタートした私達。気が付けばこの1年で家や土地、ローンに関する様々な事を学んだり、暇さえあればアットホームで土地を検索しては実際に足を運んでみたり、あとはひたすらピンタレストでマイホームの妄想を膨らませてみたり・・・。あっという間の1年で、気が付けば、なんと「契約」!
特に私は「マイホームなんて子供が出来て3、40代になったら考え始めるもの」とずっと前から自然と思っていて、貯金はあればあるだけ安心だからとりあえずしておくか〜程度の気持ちでしてきただけで、正直資産運用や変化するお金の価値のことなんて少しも考えたことも無かったんです。でも少しでも知っているか知らないかのその差がこの大きな決断をするしないの大きなアクションにも繋がる大事なきっかけになったな、と身をもって感じています。これからマイホームを購入しようと思っている方や、まだまだ関係ないけどなんとなく知っておきたいな〜という方々にとって少しでも参考になったら嬉しいなと思い、これまで&これからのプロセスをシェアしていきます!
2017年10月〜 ハウスメーカー(モデルハウス)巡り
とりあえず、家を買うならマンションは嫌、建売も嫌、分譲地も嫌、だから絶対に土地を買って注文住宅!(2人とも注文住宅住んだこと無い)と決め込んでいた私達ですが、どんなハウスメーカーがあって何か違うのかすらチンプンカンプンだったので、とりあえず大手のハウスメーカーのモデルハウスが立ち並ぶ住宅展示場を足を運ぶことにしました。だいたいどこのハウスメーカーも展示場に足を運ぶと、1度の流れが決まっています。
- アンケート記入(名前住所などの基本情報、家族構成、年収、希望の間取り、希望のエリア等)
- ハウスメーカーの設計技術や特徴説明(他ハウスメーカーの陰口をなんとなく混ぜ込みながら自社の技術を褒めて説明されます。笑)
- モデルハウスの見学(とりあえず参考にならないけれど豪邸仕様で作られていて、夢と妄想を掻き立てられます。)
- 近況のイベント告知(工事現場や工場のバスツアー見学や大きなイベントに誘われます。)
- 資料提供(どさっと色々な冊子をくれます。家でじっくり読んでみましょう!)
こんな流れで1ハウスメーカー見学するのに2時間程度かかってしまうので、1日頑張っても3メーカーが限界でした。展示場に行けるのも月に2回くらいになってしまうので全部のメーカーを見て周るるのになんだかんだ3ヶ月弱かかりました。(本気出せば丸3日で周れます!笑)
ハウスメーカーを見ていると、だんだんメーカーごとの強みとか、家のテイストの特徴など、自分たちの中で「ここはパス」「ここのメーカー良いかも」「別の展示場で別の営業さんから話を聞きたいな」などなど、メーカーの順位付けが出来てきます。気になったメーカーがあれば、積極的に別の展示場やイベントに参加してみましょう!
2018年11月〜 イベント(建設現場見学、博覧会など)参加
どのハウスメーカーも毎月のように色々なイベントを企画しているので、時間があれば積極的に参加してるのがおすすめ!参考までに私達が参加したイベントはこんな感じのものが多かったです。
- 建設現場見学…実際の建設現場にて、柱の骨組みや断熱材の説明、外壁の防火実験、地盤調査など色々なことについて実際に見たり触ったりして学ぶことが出来ます。
- 居住宅見学…各メーカーの新築・築3年・築30年弱の実際に住まわれている住宅を見学し、オーナーから色々な話しを伺うことが出来ます。(つけてよかった、いらなかった設備など)
- バスツアー…ハウスメーカーが所有する工場や、モデルハウスが沢山あるテーマパーク風施設など、半日〜1日かけてじっくりと体験できます。(ご飯も出てプチ旅気分)
- 博覧会イベント…様々な設備メーカー(キッチン・お風呂・トイレ)の商品が見れたり、インテリアメーカー(床材やカーテンなど)家の中身の部分についても知ることが出来ます。
2019年2月 永住権申請 ※オプション
日本で住宅ローンを組む場合、ルールの1つに「日本国籍者」もしくは外国人の場合、「永住権取得者」でなくてはならない決まりがあります。キャッシュで1回払いで購入出来るのであれば必要はないのですが、残念ながら私達はそんな大金を持っていないので、チェイスは永住権を取得する必要がありました。
永住権取得といってもこれまた簡単に取れるものではなく、色々な条件をクリアしていることの他に、めんどくさい書類集めや手続き等が必要になってきます。(配偶者ビザを取る時ほど大変ではなかった)また、条件の1つに満3年の婚姻事実があることが必要です。
私達は2015年の2月に結婚したので、この2月で永住権申請が出来るようになったと同時に申請を行いました!ちなみに永住権は結果が出るまでなんと約6ヶ月〜1年もかかるので、あとはひたすらドキドキしながら待ち続けなくてはなりません!(涙)それにしても長過ぎやしないか。
2019年3月〜 土地探し
「土地はタイミング」とよく言われるように良い土地は売りに出された瞬間に売れてしまいます。逆に何ヶ月も売れ残っているなぁという土地もあったり。奇跡的にいい土地と巡り会えても私達は永住権の結果待ちなのでまだ買えないのですが、イメトレがてら希望のエリアの土地を探し始めることにしました。
これが早めに初めておいて正解!なかなか自分達の希望どおりの土地ってありそうでないものです。ここで少しでも「良いな」と思える土地が見つかれば、実際に足を運んでみることが大切!実際に周りの環境と合わせて見てみると、全然好きじゃなかったりします。(何回もありました)
そんなことを繰り返しているうちにあっという間に数ヶ月が経つのですが、それでも良い土地ってなかなか見つかりません!本当に土地探し過酷です・・・。予算とか建ぺい率とか容積率とかめんどくさいルールがありすぎて希望通りの土地に出会えるのは運命に近いレベル。(土地探しに関しては私の書いた参考記事を読んでみてね)
2019年5月〜 プラン設計依頼&ハウスメーカー選定
土地ももちろん大事ですが、同じくらい大切なのがハウスメーカーの選定です。なんとなく予算と購入する土地のサイズ感が掴めてきたら、気になっているハウスメーカーにプラン(設計図)を作成してもらいます。いくつかのメーカーに同じ条件を投げて作ってもらい、比較検討していくパターンがほとんどかと思います。この段階ではハウスメーカーとの何かしら契約等を結ぶ必要はまったくなく無料で行ってくれます。
ちなみに住友林業だけ「お申込み制度」という特別ルールがあり、私達もかなり最初の段階の2018年11月に申し込み&支払いをしています。これをしないと重要なことは何もしてしてくれないので、住友林業を検討している方はとりあえず払わざる得ない感じです!(なんとなく買わなそうな人は最初から相手にしていないみたいでむかつくw)
「お申込み制度」では費用として5万円以上のお申込み金をお預かりしています。
https://sfc.jp/ie/abc/offer/
敷地調査後にご契約にいたらなかった場合もお申込み金以上のご請求はいたしません。
ご請求後は、敷地調査にかかる費用とともにご契約金の一部に充当されます。
前回の記事の通り、私達にはあらかじめプランの希望要素が明確に決まっていたのですが、プロの設計士さんが購入想定の土地の形やルールに基づいて改めて設計プランを提案してくださいます。それを更に私達の希望に合わせて修正してもらったりして、満足出来るまで何度も打ち合わせを重ねていきます。
私達は最初の5月頃に見つけたなんとなく良さそうな土地で1つ目のプラン作成→修正を重ね、数カ月後の9月末に見つけた「なんか結構良いかも!買ってもいい土地だな」と思える土地で2つ目のプラン作成→修正を重ねてもらっていました。実際にプラン設計の段階までくると、マイホーム造りをかなり現実的に考え始めるので、夢のような妄想ばかりでなく、動線などの使い勝手や収納事情にもこだわりが出始めます!(笑)でもそんなことをしながらも、ピンタレストでのキッチンやインテリアに対するピン留めしながらの妄想がなんだかんだ1番楽しいんだな♡
2019年10月〜 好きな土地発見!そして永住権取得
10月は私達にとって大忙しの1ヶ月になりました。10月の初旬、遂にポストに永住権申請結果のはがきが届いていたのです!きゃっきゃと大喜びしているのもつかの間、そう私達は11月と12月ほとんど日本に居ない!→9月に見つけた気になる土地どうしよう?→買っちゃう?やっちゃうのか?という感じでバタバタと住友林業との打ち合わせが続いていたのです。
どうせ動き出すのは来年になるだろうと高をくくっていた時の思いがけないダブルパンチだったので、急にローンの審査やら、住友林業から出される概算見積書やローンの返済計画等の書類との睨めっこが続いた数週間は、人柄に影響が出るほどブルーになりました。(笑)もちろんワクワクもするんだけど、人生で1番リスクのある高い買い物をこの20代で迎えるのはやっぱり恐ろしかったのです。けれど2人で散々悩んだ結果やっぱり「土地購入」&「契約」をすることにしたのでした。(最初からそのつもりだったけどやっぱり1度立ち止まりたくなっちゃうw)
2019年10月末 土地&建物の契約
ヨーロッパ旅行出発まであと3日!というある10月末の日、震える程の札束(頭金の半分くらい)を握りしめて晴れて契約を済ませてきました。(この日よりも銀行から現金を引き出した日のほうがショックだったな。笑)
ということで、まだまだバタバタだし問題やら心配事も多々あるのですが、無事にスタールハウスが東京のお気に入りエリアに建つことに決まりました!なんだかんだ動き始めてからちょうど1年が経っていました。
契約と言っても大量の紙にサインと印鑑を押して、大量の現金が消えちゃった!という感覚程度でまだまだ全く実感が湧かないのですが、私達の夢のマイホームがきちんと形になるように、引き続き打ち合わせも意気込んでいきますので、楽しみにしてくれたら嬉しいです。やっぱり設備とかインテリアとか内装ってワクワクする♡引き続き、どうぞよろしくお願いします。
PS.次回は住友林業で契約に至るまでのプロセスをご紹介します。
Credits // Author and Photography: Rainbow DIY