【住友林業】地鎮祭を執り行いました!
3月31日。最近では、地鎮祭をやらない方も結構いるようですが、営業さんによると「一応やっておく?」っていう感じで地鎮祭を行う方がまだ多いのだそう。私達も相当悩んだものの、思い出作りになるかな〜程度の気持ちで執り行うことにしました。気になる初穂料の金額、儀式内容や所要時間についてご紹介します。
2019年春、無事に地鎮祭まで辿り着きました!
地鎮祭当日、東京では桜の満開予報が出ていました。が、数日前からの低い気温の影響か、桜はまだ七分咲きといったところ。今年の桜は入学式や新生活とぴったり合わせた抜群のタイミングで満開を迎えましたよね。なんとなく、理想的な春のスタートです!
皆さんは地鎮祭、やりましたか?もしくは、家を建てるならやりたいと思いますか?私たちの親や祖父母の世代なら「工事中になんかあったら嫌だし、近所の目もあるし、一応やっておいた方が良いんじゃない?」という考えの人が多いかもしれません。今の時代、周りの視線を気にするよりも、自分達が好きなようにすることが1番大事だと思うのですが、私達2人はもちろん、家族も地鎮祭に参加した経験が無かったので、「皆の面白い思い出になるかな〜。」程度の気持ちで、初穂料を惜しみつつやることに決断!(笑)
今の時代、「上棟式」や「棟上げ」を行う方はかなり少なくなってきているみたいですし、私たちの子供世代には、将来地鎮祭すらも珍しいイベントになっていくのかもしれませんね。
持ち物は「初穂料(4万5千円)」だけでOK!
私たちが地鎮祭当日までに行ったことは、「地鎮祭やります」と2週間前くらいに営業さんに伝えただけ。神主さん(&お供え物)、当日のテント準備等、全て住友林業が手配してくれました。初穂料は神社によってマチマチだそうですが、3万〜5万が相場だそう。(私達は神社指定の金額でした。)
地鎮祭の内容と所要時間は?
地鎮祭自体は、おおよそ45分程度で終了しました。以下の11つの内容から構成されています。
1,開式の辞
参列者が所定の座に着席後、祭典を始める旨告げます。
2,修祓(しゅばつ)
神前に於て祓詞(はらいことば)を奏上し、大麻(おおぬさ)で祓い清めます。
3,降神(こうしん)
神籬に神様をお招きします。
4,献饌(けんせん)
神前にお供え物をします。
5,祝詞奏上(のりとそうじょう)
神前に工事の安全を願って祝詞を奏上します。
6,四方祓(しほうばらえ)
敷地の四隅と中央を祓い清め供え物をして土地の安全を願います。
7,地鎮の儀(じちんのぎ)
この儀式は、施主及施工者が初めてその土地に手をつける意味であり、一般には施主が刈初。施工者が穿初を行っています。
8,玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串は工事の無事安全を祈って、その心を神に捧げるものです。
9,撤饌(てっせん)
お供え物を下げます。
10,昇神(しょうしん)
神籬にお招きした神様にお帰りいただきます。
11,神職退下(しんしょくたいげ)
私たち施主の出番は、「7,地鎮の儀(じちんのぎ)」と「玉串奉奠(たまぐしほうてん) 」くらいで、あとは神主さんの「頭をおさげ下さい」などの指示通りにして、基本的に突っ立ってるだけでOKです!
「7,地鎮の儀(じちんのぎ)」では「エイっ!エイっ!エイっ!」と美しく三角形に積まれた土を家族順番に壊して行くのですが、チェイスが上手なのかただ勢いが凄いのか、土が宙を舞っててもう笑うしかなかったのだけれど、自分がやってみたら案外重いし、難しいしでなんとも元気がない「エイっ。エイっ、…エイ」になってしまいました。ちなみにこの「エイっ!」は力を踏ん張るために言っている訳ではなく、「栄える」の「栄」だそうです。(笑)
「8,玉串奉奠(たまぐしほうてん) 」の玉串とは、神さまが宿るとされる榊(さかき)という木の枝に、紙垂(しで)や麻を結びつけたものを神棚に順番にお供えしてお祈りをしていきます。
こんな感じで最後に酒杯したら無事に終了です。終わったら地縄張り立会いを行うのが一般的のようですが、私達は数日前に既に済ませていたので、すぐお花見へと向かいました。(笑)
前日までの天気の影響はもちろん、午前中だったためが、かなり寒くて終始足ガタガタでした。(笑)神主さんもかなりフランクな方で終始リラックスして過ごせ、あっさりと終えることが出来ました!その後の4月5日、6日に地盤改良工事も無事終わり(この帰りに見に行った桜が最高だったな。)、4月10日〜遂に着工となります!楽しみ。
Credits // Author and Photography: Rainbow DIY