【コペンハーゲン】スモーブローの名店&大人気カフェ

コペンハーゲンの名物グルメといえば、お洒落なオープンサンドの「smørrebrød(スモーブロー)」。そして、カフェ文化も外せません。今回は、地元住民にも大人気の有名店「Aamanns(アーマンズ)」、コーヒーブームの火付け役「COFFEE COLLECTIVE(コーヒーコレクティブ)」をご紹介します。

デンマーク定番グルメ、「smørrebrød(スモーブロー)」って?

デンマーク・コペンハーゲンには、楽しい観光スポットやショッピングスポットが盛りだくさん。しかし、その土地ならではグルメを楽しむことも、旅行の醍醐味の1つ。今回は、デンマークを訪れたら絶対に食べて帰りたい国民食「スモーブロー」の名店の1つ、アーマンズ(Aamanns Deli & Take Away)をご紹介します。

「SMØRREBRØD(スモーブロー)」とは、デンマーク語のsmør(バター)とbrød(パン)のことで、直訳すると、「バターを塗ったパン」のこと。薄くスライスされた重めの黒パンの上に、ニシンの酢漬け、フォッシュフライ、ハム、海老、スモークサーモン、チーズ等お好みの材料を、パンが見えなくなるほどトッピングし、上品にフォークとナイフでいただく北欧の伝統的なオープンサンドは、ランチや軽食として、デンマークの国民から日常的に愛され続けています。

アーマンズ – AAMANNS Deli & Take Away

コペンハーゲンには、手軽な店から高級店まで、伝統的なスモーブローを食べる事の出来るお店がたくさんあります。ここ「アーマンズ デリ」は、隣に軒を連ねる高級レストラン「アーマンズ」のコンパクトな姉妹店として、気軽に本格的なスモーブローを楽しむ事が出来るデリとして、地元民にも大人気です。

メニューはシンプルにも関わらず、種類豊富なスモーブロー、どれにしようか目移りばかり・・・。お腹も空いているし、オープンサンドということもあり、以外とパクパク食べれちゃうのかな〜ということで、チェイスと2人で6種類のスモーブローをオーダーすることに。

じゃん!これが私たちのオーダー。想像を超えるボリューミーさに、思わず「私たち頼みすぎましたよね?(笑)」と笑いながら店員さんに聞いてみると「みんなそれくらい食べてますよ!」と笑顔で交わされたけれど、隣に座っていたマダム2人組と、仲良し親子には「すごい量食べるのねぇ!」と爆笑され、結局みんなどれくらい食べるの?!

頼んだ6種類は、「ニシンの酢漬け」「ベジタブル」「フライドフィッシュ」「生ビーフ」「チーズ」「グリルミンチ&ベジタブル」。どれも盛り付けが細部までこだわっていて、見ているだけでも楽しめます。飲み物は、チェイスはビール、私はヨーロッパらしくルバーブのジュースと一緒に。(ルバーブのジュースが美味しすぎて悶絶!)

オープンサンドとはいえ、見ての通りの盛り盛り感。1人2つ食べたらもう満腹。そりゃあ笑われるよなぁと思いながらも、チェイスがだんだん無表情になりつつも頑張って無事完食!肝心のお味は、見た目の期待を裏切らずにどれも美味しく、オープンサンドというよりも、「上品なフレンチ料理をパンの上に乗せた料理」という印象を受けました。

デリとはいえ、店内は落ち着いたインテリアと、しっかりとしたテーブルサービスを受ける事が出来るので、のんびりとした時間を過ごす事が出来ます。そしてデリとはいえ、お会計は侮るなかれ、合計1万円弱もかかってしまい、気軽に毎日通うことは出来ませんが、(今回は食べすぎただけ?!)旅の思い出作りにはぴったりのレストランです。コペンハーゲンを訪れたら、是非訪れてみてくださいね。

店舗情報

AAMANNS DELI & TAKE AWAY(アーマンズ デリアンドテイクアウェイ)

Øster Farimagsgade 10, 2100 København Ø
catering@aamanns.dk   +45 2080 5201  

デンマークのコーヒー文化を知りたければ、訪れたい名店はここ!

世界でも、コーヒー消費率トップに入るデンマーク。日本でもサードウェーブコーヒーが流行を迎えましたが、ここコペンハーゲンでもコーヒー新時代が幕開け!その火付け役ともなったのが、今回ご紹介するこちら、「COFFEE COLLECTIVE(コーヒーコレクティブ)」です。

コーヒーコレクティブ – COFFEE COLLECTIVE

2007年から始動したこちらのコーヒーショップは、クオリティの高いコーヒーを提供し続けています。市内には4店舗あるそうですが、どこを訪れても混雑しているコペンハーゲンNO.1の人気カフェです。

とにかく店内に入りレジへ並ぶと感じるのが、コーヒーへのこだわりの高さ!プロのバリスタのみを雇っているからか、1つ1つの豆の違いやストーリーについて細かく話してくれることはもちろん、1人1人の好みに合わせてとっておきの1杯をセレクトしてくれます。

コーヒーコレクティブが大切にしていることの1つは、コーヒー農家とのつながり。契約を交わしたアフリカや南米にある農家で自社オリジナルの豆を栽培しているそう。農家との信頼関係を保つために、豆の買取価格をフェアトレード価格の25%増しに設定。また、頻繁にコーヒー農家を訪問し、コミュニケーションを取っているとのこと。こうすることで、豆のクオリティが保たれ、農家のモチベーションアップにもつながるという考えです。

私たちがオーダーした2杯のコーヒー、この豆を育てている農家さんの笑顔の顔写真と彼が育てるコーヒー豆のストーリーが書き込まれたカードも一緒に受け取りました。私たちが訪れた時は、特に混雑している訳でもなかったのですが、丁寧に淹れてくれるからか、10分以上席で待った頃にサーブされました。1杯1杯にも妥協をしない、そして農家さんへのリスペクトを感じる、とっても素敵なコーヒーショップです。

店舗情報

COFFEE COLLECTIVE(コーヒーコレクティブ)

Godthaabsvej 34B, 2000 Frederiksberg
mail@coffeecollective.dk   +45 6015 1525

デンマークのスタバ?!気軽に立ち寄れるカフェも要チェック!

こだわりのコーヒーも良いけれど、歩き疲れた時、ふらっと気軽に立ち寄れるカフェも旅には外せませんよね!デンマークを歩いて居ると、日本でいうスタバのように、あちこちで見かけるカフェがあります。それが、「JOE & THE JUICE(ジョーアンドザジュース)」。

ジョーアンドザジュース – JOE & THE JUICE

ピンクカラーにスーツ姿のメンズシルエットが印象的なショップのロゴは、遠くからでもすぐ見つけやすいのもポイント。コーヒーはもちろんですが、ショップ名の通り、その場で作ってくれるフレッシュジュースやシェイクが売りのカフェです。

店内の雰囲気も今っぽく、店員さんも若くてノリノリな方が多いので、フランクに利用できるのも嬉しいです。今では、北欧のスタバ的存在として、空港や街中などあちこちで見かける事が出来ます。最近では、アメリカにも上陸し始めたという、北欧で最も勢いのある人気チェーンです!

いかがでしたか?さすがデザインの国デンマーク、レストランやカフェもお洒落なインテリアに驚きました。お買い物があんまり好きじゃないんだよな〜という方も、美食の国デンマークで、贅沢なひと時を楽しんでみて下さいね。

Credits // Author and Photography: Rainbow DIY

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